[海外ニュース]2017.6.2
コット 12/2にも試合予定
左コット
8月26日に米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで亀海喜寛(34=帝拳)とWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王座決定戦を行うことになったミゲール・コット(36=プエルトリコ)が、さらに12月2日に次々戦を計画していることを明かしている。亀海は元4階級制覇王者のプランに待ったをかけることができるか。
コットは2000年シドニー五輪出場後にトップランク(TR)社と契約を交わしてプロに転向。04年以降は次々と世界王座を獲得していった。自ら「ミゲール・コット・プロモーションズ」を興してTR社を離れたあとは、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と提携してフロイド・メイウェザー(米)戦などを行ったが、その後、GBPを離れてロックネイション・スポーツと契約。ここで2試合したあと別れて再びGBPと手を結ぶことになった。その第一弾が亀海戦というわけだ。来年以降の活動に関しては不明としながらもコットは、「8月26日の試合が決まり、さらに12月2日にも別の試合を予定している」と明かしている。数年前から対戦話が浮上しては消えてきたファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との試合になるのか、それとも他の試合になるのか。その前に亀海がコットを食えば、代わってビッグマッチに出場する可能性も出てくる。まずは8月26日のコット対亀海に注目したい。