[ニュース]2017.5.24
山中慎介のV13戦が決定
V13戦が正式決定した山中
WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級チャンピオン山中慎介(34=帝拳)の13度目の防衛戦が正式に決まった。同門の元WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(33)、WBA(世界ボクシング協会)ライト級&WBCダイヤモンド王者のホルヘ・リナレス(31)と千葉・成田市でキャンプ中の山中は、4日目の24日に合宿地の成田ゴルフ倶楽部で報道陣の取材に応じた。
申し分ない挑戦者に気合が入る
山中は次戦、挑戦者の有力候補にあがっていた同級1位ルイス・ネリー(メキシコ)との防衛戦が8月中旬以降の日本開催で決定。ネリーは山中と同じサウスポーで、現在はWBCシルバータイトルを保持する23戦全勝(17KO)、KO率74%を誇る強打者だ。山中はネリーについて「スピードは感じないが、パワーと巧さがある。フック系のパンチは要注意。厳しい戦いになる」と警戒しながらも、「相性は悪くない。正式に決まり気持ちが引き締まる」と笑顔で答えた。
ゴルフコースを走る走る!
次の試合で元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏が持つ13度連続防衛の日本記録に並ぶが、山中は「記録は意識していないですよ」と報道陣に先手。それでも記録のかかる試合で、全勝の1位と文句なしの挑戦者を迎えられると喜んだ。
実践練習の土台をしっかり作る
キャンプでは、チームメイトとアップダウンの激しいコースを朝夕あわせ20km走り、来週から始まる実戦練習に向け、下半身とスタミナを強化。近年は沖縄合宿が多く、3年ぶりの成田キャンプは新鮮な気持ちになるかと思いきや、やはりキツいと苦笑していた。
リナレス、三浦と土曜まで走りこむ