ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2011.2.13

4/9、モラレス対マイダナ

 元3階級制覇王者エリック・モラレス(メキシコ)が4月9日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデンで、前WBA世界スーパーライト級暫定王者マルコス・マイダナ(亜)と対戦することになった。
 このクラスのWBA王者はアミール・カーン(英)だが、WBAはカーンを“スーパー王者"に昇格させる方針を打ち出しており、それにともないモラレス対マイダナは正王者の決定戦になる見込み。34歳のモラレスは2年半のブランク後に戦線復帰してから3連勝中。それを含め57戦51勝(35KO)6敗の戦績を誇る。対するマイダナは27歳。昨年12月にカーンに判定負けを喫して無冠に戻ったが、31戦29勝(27KO)2敗という驚異的なKO率を誇る。
 モラレスがメキシコ初の4階級制覇を成し遂げるか、それともマイダナが再びカーンのライバルの地位を取り戻すのか。KO必至のカードだ。
 なお、この日は前座でロバート・ゲレロ(米)対マイケル・カチディス(豪)というライト級世界ランカー対決が組まれているほか、元スーパーウェルター級王者ロナルド・ライト(米)の再起戦(対マシュー・マックリン)も予定されている。さらに収監のため1年半のブランクをつくってしまったミドル級の元世界ランカー、ジェームス・カークランド(米)も登場することになっている。