[調印式&会見]2017.5.19
八重樫東「ベストな選択をする」
八重樫東、3度目の防衛戦
IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王者の八重樫東(34=大橋)と暫定王者のミラン・メリンド(27=比)のタイトルマッチは21日、東京・有明コロシアムで行われる。試合を2日後に控えた両者は19日、都内のホテルで調印式と共同記者会見に出席した。最強の挑戦者を迎えて3度目の防衛戦に臨む八重樫は「34歳になるが身体的には衰えているところはないのでしっかり証明したい」と自信を示した。
赤色のグローブで戦う
八重樫は「試合は蓋を開けてみないとわからないのでいろいろなプランを用意してきた。その中でベストな選択をしていきたい。僕は勝ったり負けたりのキャリアなので見ているファンに立ち上がる姿だったり、1回落ちてももう一度上がっていけるんだぞと感じてくれる試合をしたい」と意気込んだ。
良い試合を見せたい
これに対しメリンドは「とても良いコンディションできている。八重樫というボクサーと彼の母国で戦えることをうれしく思う。向こうはスタイルを変えてこないと思うので、私のような戦術的なファイターとどう戦うのか楽しみにしている。日曜日は私の全てのスキルを見せたい」と必勝を誓った。メリンドは黒のグローブを選択した。
ボクシングフェス2017
レフェリーはエディ―・エルナンデス氏(米)が務め、ジャッジはウイリアム・リーチ(米)、ダンレックス・タプダサン(フィリピン)、嶋川威(日本)の3氏が担当する。