[ニュース]2017.5.18
7/15 三浦がベルチェルに挑戦
三浦が世界再挑戦
元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者で現1位の三浦隆司(33=帝拳)が7月15日、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで同級王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)に挑戦することになった。イベントをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が明らかにしたもので、当日は同級WBA(世界ボクシング協会)タイトルマッチ、スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)対11位ロビンソン・カステジャノス(35=メキシコ)も行われる。
ベルチェルは三浦を迎え初防衛戦
WBCスーパーフェザー級王座は三浦からフランシスコ・バルガス(メキシコ)、そしてベルチェルへと受け継がれてきた。三浦にとっては15年11月以来の返り咲きがかかった試合になる。今年1月にバルガスを11回TKOで破って戴冠を果たしたベルチェルは初防衛戦となる。戦績はサウスポーの三浦が36戦31勝(24KO)3敗2分、目下10連続KO中のベルチェルは32戦31勝(28KO)1敗。
V11の内山高志(ワタナベ)から王座を奪ったコラレス
この日はコラレス対カステジャノスのWBAタイトルマッチも行われる。コラレスは今年になってGBPと契約を交わしており、その初試合となる。22戦21勝(8KO)1敗。カステジャノスは5月5日に元世界3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)を7回終了TKOで破って再浮上、挑戦のチャンスをつかんだ。36戦24勝(14KO)12敗。近い将来、WBA王座とWBC王座の統一戦を前提としたダブル世界戦といえるかもしれない。なお、当日はジョー・スミス(米)対サリバン・バレラ(キューバ/米)のライトヘビー級世界ランカー対決も行われる。