[調印式&会見]2017.5.18
拳四朗「圧勝する」
自分の名前を知ってもらいたい
WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)と、挑戦者同級4位、拳四朗(25=BMB)のタイトルマッチは20日、東京・有明コロシアムで行われる。試合を2日後に控えた18日、両者は都内のホテルで調印式と共同記者会見に出席した。昨年3月に木村悠(帝拳)から王座を奪ったサウスポーのロペスに対し、10戦目で戴冠を狙う拳四朗は「自分の名前をたくさんの人に知ってもらいたい。絶対に勝つ」と大舞台に臨む心境を語った。
150人近くの報道陣
会見では前段に村田諒太(帝拳)やアッサン・エンダム(カメルーン/仏)ら9人が並び、後段には比嘉大吾(白井・具志堅)やファン・エルナンデス(メキシコ)、拳四朗らとともにロペスも並んだ。そのサウスポーの王者はサングラスをかけたまま会見に臨み、「やるべきことはすべてメキシコでやってきた。世界チャンピオンがどういうものかを試合で披露したい。若い相手とは何度も戦った経験がある。チャンピオンとしてメキシコに帰るつもりだ」と自信をみせた。
勝のは私だとロペス
父親の寺地永会長とともに会見に臨んだ拳四朗は飄々とした様子で「当日は気合を入れて勝つ。いつもどおり自分のボクシングをして圧勝する。ベルトを取って親孝行したい。絶対に勝つ」と、自分に言い聞かせるように断言した。
拳四朗のグローブは黒のウィニング
グローブは日本製8オンスが使用され、WBCルールに従って4回終了時と8回終了時に途中採点が公開される。レフェリーはレン・コアヴィスト氏(カナダ)が務め、ジャッジはジャック・ウッドバーン(カナダ)、アラン・クレブス(米)、マウロ・ディフィオーレ(米)の三氏が担当する。
拳四朗はベルトを取って親孝行する