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[村田の相手が来日]2017.5.13

穏やかな18人兄弟の7番目はリングでライオンに!

アッサン・エンダム(カメルーン)陣営
 WBA(世界ボクシング協会)世界ミドル級1位で20日(土)に2位の村田諒太(帝拳)と王座決定戦で対戦するアッサン・エンダム(カメルーン)が13日、羽田空港に到着した。「一度は来たいと思っていた国に試合で来ることが出来て最高だよ」と笑顔で話したエンダムは、大好きなお寿司と電化製品に興味を示しつつ、トレーナーのペドロ・ディアス氏とスポーツドクターでカットマンを務めるオズワルド・ノルデロ氏と記者一人を連れて初来日した。
18人兄弟の7番目
「村田がオリンピック金メダリストだということも知っているし、オリンピック会場で日本人選手が試合をするのを見て、日本人はいいボクシングをするとも思った」と話す一方で「村田は世界のトップレベルの選手だが、自分はその世界のトップレベルの選手と戦ってきた」とプロのトップ戦線を主戦場にしてきた経験の差を自身の優位な点とした。村田対策のトレーニングを積んできたというアッサンは「内容は話せないが、村田に似たタイプの選手とスパーをしてきた」と金メダリストの攻略にも満足な練習ができたと話した。
5月20日(土) 放送はフジテレビ
 18人兄弟の7番目というカメルーン(※一夫多妻制)出身のフランス国籍。アマ時代にトレーニングで訪れたキューバの選手達からは"フェノメノ=※スッゲーヤツ"と呼ばれている2児のパパは、末っ子で4歳の長男に「村田を倒してきてね」というエールで見送られたという。普段は穏やかな性格と自身を分析するトップコンテンダーも「リングではライオンになる。勝つ自信は100%」。10時間以上かかった長旅にも疲れを見せず、時折笑顔を見せながら丁寧に記者の質問に答えた。