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[ニュース]2017.5.9

王座を狙う両雄がリングで睨み合い

左:川崎と右:坂本が激突!
 藤本京太郎(角海老宝石)がヘビー級3冠王者に輝いた8日の後楽園ホール。セミファイナル前には日本ウェルター級暫定王座決定戦に出場する同級1位の坂本大輔(35=角海老宝石)と同級2位の川崎真琴(33=RK蒲田)がリングに登場し、決戦に向けて意気込みを語った。試合は6月30日(金)、後楽園ホールで開催される「角海老ボクシング」のメインイベントで行われる。
心が折れることなくやり切った
 坂本は4月17日に王者の有川稔男(川島)に挑戦する予定だったが、有川が負傷し試合は中止。怪我の回復が遅れているため、暫定王座決定戦に出場する運びとなった。坂本はドラマ「3年B組金八先生」の坂本金八の衣装で登場。リングアナウンサーの質問にもモノマネで切り返した。カツラと衣装を脱いでマイクを握ると「ボクシングを始めて20年、プロになってから10年になりますが、6月30日は必ず勝ちます。良かったらチケットを買って観に来てください」と必勝宣言した。 
拒否することなく被った
 昨年8月に日本ランカーを撃破し、これがタイトル初挑戦となる川崎は坂本にイチゴの被り物を渡され苦笑い。大胆なパフォーマンスに一本取られた形となったが「6月30日は間違いなく僕が勝ちます。応援に来てもらえたらうれしいです。今日は笑いで持っていかれが、試合はしっかり勝ちます」と決意を口にした。
6月30日は激戦必至