[前日計量]2017.5.7
藤本京太郎 勝って世界に前進するだけ
左:藤本が勝てばヘビー級3冠
8日(月)に後楽園ホールで開催されるOPBF東洋太平洋ヘビー級タイトルマッチ、王者の藤本京太郎(30=角海老宝石)対指名挑戦者ヘルマン・パーセル(22=豪)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。この試合は今月に入り空位のWBOアジア・パシフィック王座が追加して懸けられ、日本王座も保持する藤本が勝てばヘビー級3冠王者が誕生する。100㎏超が求められるヘビー級の計量は藤本が103.6㎏、パーセルが116.8㎏で終えた。
普段と変わらずリラックスした藤本
昨年末にWBO世界王座を獲得したジョセフ・パーカー(NZ)の初防衛戦が試合2週間前になって宙に浮き、結局はまとまらなかったが、一時は13位の藤本に挑戦のオファーが届いたこともあり、藤本は世界挑戦のターゲットをパーカーに絞っている。この試合は藤本にとって世界前哨戦の位置づけであり、勝てばWBO世界ランクの上昇が見込まれるWBOアジア王座が懸けられたことを歓迎した。
初対面のパーセルについては、「サモア出身とあってやはり良い体をしている。パンチもあるはずだし、もらわないことを前提にやっていきたい」と警戒しつつも、「アゴを打ち抜けば倒れるんじゃないかな。試したいことも沢山あるし、フルラウンドやるつもりだが、最終的にKOができれば」と自信を示した。
初対面のパーセルについては、「サモア出身とあってやはり良い体をしている。パンチもあるはずだし、もらわないことを前提にやっていきたい」と警戒しつつも、「アゴを打ち抜けば倒れるんじゃないかな。試したいことも沢山あるし、フルラウンドやるつもりだが、最終的にKOができれば」と自信を示した。
パーセルの腕は血圧計のベルトが締まらないほどの太さ
一方、今回が初の地域タイトル挑戦のパーセルは、「藤本は良い動きをする選手。結果はどうなるか分からないが作戦は考えている。ベルトを持ち帰るよ」と笑顔で答え、会場を後にした。