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[日本ランキング]2017.4.27

4人の新チャンピオンが誕生

左から小西、久田、坂、井上
 チャンピオンカーニバル真っ只中!新旧の入れ替え戦や東西対決など、注目カードが続いた4月の日本タイトル戦。今月は4人の新チャンピオンが誕生した。
 東京のワタナベジムに所属する関西出身の谷口将隆と神戸の真正ジム所属の小西伶弥の激突で注目を集めたミニマム級王座決定戦を制した小西が初戴冠。
 ライトフライ級は久田哲也(ハラダ)と堀川謙一(三迫)の対決。両者による3度目の対戦は王座決定戦。ジム移籍初戦で王座返り咲きを目指した堀川は、ミニマム級の谷口と同様に関西凱旋試合。久田が宿敵から初勝利を挙げて、こちらも嬉しい初戴冠となった。
 フェザー級は大阪から名古屋に乗り込んだ坂晃典(仲里)が、林翔太(畑中)から衝撃の王座奪取。初防衛戦の対戦相手は誰になるのか、注目階級だけに早くも話題を呼んでいる。
 新旧対決となったスーパーウェルター級は、タイトル7度目の挑戦となった斉藤幸伸丸(輪島功一)の野望を打ち砕き、井上岳志(ワールドスポーツ)が11戦無敗で空位の王座に就いた。
 ランク入りは7選手。ライトフライ級12位に塚田直之(セレス)、フライ級14位に村井貴裕(グリーンツダ)、スーパーフェザー級9位に正木脩也(帝拳)、ライト級13位に柳達也(伴流)、スーパーライト級4位にデスティノジャパン(ピューマ渡久地)、同級15位にジラフ麒麟神田(千里馬神戸)、ウェルター級9位に佐藤矩彰(新日本木村)が入り、前日本スーパーフェザー級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)は階級を移り、ライト級4位でランクされた。
 また、ミニマム級の須田拓弥(沼田)、バンタム級の新島聖人(帝拳)、スーパーバンタム級のジョナタン・バァト(カシミ)、フェザー級の上野則之(RK蒲田)、ライト級の塚田祐介(吉祥寺鉄拳8)、同中嶋龍成(山龍)、スーパーライト級の吉開右京(島袋)が外れ、須田と新島は正式に届け出はされていないが引退扱いとして、バァトは契約が切れフィリピンに帰国したためと報告された。