[前日計量]2017.4.24
京口紘人がKO宣言
京口紘人の初防衛戦
盛り上がりをみせた昨夜の大阪のダブル世界戦。東京・後楽園ホールでは明日、「DANGAN180」でダブルタイトルマッチが行われる。セミファイナルに出場する大阪府和泉市出身のOPBFミニマム級王者の京口紘人(23=ワタナベ)が24日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で前日計量に臨んだ。京口は同級2位ジョナサン・レフジョ(23=比)を相手に初防衛戦を行う。試合の模様はBOXING RAISEでネット配信される。
リミットちょうどの47.6kgでパス
今回の試合に向けて80ラウンドのスパーリングを消化した京口は「まだ防衛戦という感覚がない。明日は世界に向けて良い経験となる試合にしていきたい」と話した。相手のレフジョの印象を「良いところを潰してくる巧みな選手。空回りしないように気をつけたい」とコメントした。「相手は5敗しているが、そのうちの3人が後に世界王者になっている選手なので、自分もその中に入って一番強いと言わせたい。中盤ぐらいにKOできれば」とKO勝利にこだわりを見せた。
レフジョは400gアンダーの47.2kg
2度目の来日となるレフジョは「相手はパンチがあり強いのでスピリットを出して戦う。1月の沖縄での試合は勝っていたと思うが、負けてしまった。今回のチャンスに賭けている」と静かに闘志を燃やした。
力の差を見せたいと京口
明日はメキシコ製のレイジェスのグローブを使用することが決定した。ナックル部分の詰め物が非常に薄く、パンチの衝撃が伝わりやすいと言われているグローブを使うことになった京口は「世界戦でよく使われているのでこれも良い経験になると思う」と意気込みを口にし、デビュー以来続いているパーフェクトレコードの更新に意欲を示した。