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[試合後談話]2017.4.21

富岡樹が日本ユース王座前哨戦

富岡のアッパーがめり込む
 8月に日本ライト級ユース王座決定トーナメントにエントリーしている富岡樹(20=REBOOT)が21日、後楽園ホールで開催された「三迫一門会」のセミファイナルに出場。58.0kg契約8回戦で嶋崎俊(26=輪島功一スポーツ)と拳を交えた。
4回に痛烈なダウンを奪った。
 初回、富岡はプレスをかける嶋崎に対し、ジャブを突き刺し距離を作ると左アッパーで顔を突き上げた。その後もジャブから左ボディを決めて主導権を支配。4回、嶋崎はしつこい前進が功を奏し連打で反撃したが、富岡が右アッパーを決めてダウンを奪った。5回、富岡はダメージの残る嶋崎を冷静に仕留めた。
倒したパンチは手応えがあった。
 プロ転向3戦目で初のKO勝利となった富岡は「アマチュア時代もKOが少なかったので、倒すことができて最高の気分。相手の攻撃がしつこかったが、右アッパーは狙っていた」と声を弾ませた。8月22日に行われる日本ライト級ユース初代王座決定戦に向けて「相手は今日の試合の映像を見てくると思うが、しっかり練習して上回りたい。粕谷選手を完封してみせる」と粕谷雄一郎(20=石川ジム立川)との対戦に自信を見せた。