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[編集長の独り言]2017.4.17

辰吉丈一郎vs薬師寺保栄の裏舞台

原功 編集長
 日本ボクシング界にとっては、黄金の系譜として語り継がれるWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級の緑のベルト。平成に入って最初の物語といえば、世紀の一戦と注目を集めたWBC世界バンタム級王座統一戦。正規王者の薬師寺保栄(26)と暫定王者の辰吉丈一郎(24)の対決。1994年12月4日。名古屋市総合体育館(現日本ガイシホール)。判定決着で薬師寺の右腕が挙がった。試合後の舞台裏にも物語があった。