[海外ニュース]2017.4.16
比嘉も気になる5/26
比嘉大吾(白井・具志堅)
WBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチ、王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)対比嘉大吾(21=白井・具志堅)の12回戦は5月20日、東京・有明コロシアムで行われるが、この試合の勝者に対する挑戦者決定戦が5月26日に英国カーディフで予定されている。7位のクリストファー・ロサレス(22=ニカラグア)と8位のアンドリュー・セルビー(28=英)が拳を交えるもの。フライ級も戦国時代に突入か。
ロサレスはWBC中南米王座を持つ25戦23勝(15KO)2敗のホープだが、この試合の主役はセルビーだろう。IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級王者リー・セルビーの弟としても知られるアンドリュー・セルビーだが、自身もアマチュア時代に12年ロンドン五輪フライ級ベスト8の実績を持ち、4度出場した世界選手権では11年に2位、13年に3位という好成績を収めている。15年10月のプロデビュー後はWBCインターナショナル王座を獲得するなど8戦全勝(5KO)をマーク。比嘉が昨年7月に4回KOで屠ったアーディン・ディアレ(比)とは今年2月に対戦し、ジャッジ三者が100対90のフルマークつける圧勝で一蹴している。まずは5月20日のエルナンデス対比嘉のタイトルマッチに要注目だ。その結果を踏まえたうえで6日後のロサレス対セルビーにも注目したい。