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[公開練習]2017.4.14

井岡一翔「印象に残る試合をする」

5度目の防衛戦を前に公開練習
 WBA世界フライ級チャンピオンの井岡一翔(井岡)が14日、大阪市内のジムで練習を報道陣に公開した。9日後に行われるフライ級5度目の防衛戦に向け順調な仕上がりをみせた。井岡は「いつも通り順調にきた、しっかりとKOをみせる」とフライ級最強を証明すると意気込んだ。

試合は、4月23日(日)、エディオンアリーナ大阪(旧大阪府立体育会館)で午後3時、第1試合開始予定。

※試合の模様はTBS系列で全国生放送される予定。
打って打たせないボクシング
 練習前に会見に応じた井岡は「相手はキャリアがある選手なので、老獪さはあるでしょうけいど、負ける要素はないと思っています」と王者らしい自信のコメント。「日本人の世界王者がこれだけ増えた中でどれだけ印象に残る試合が出来るかが問われる」と内容にこだわると話した。
井岡一法会長
 井岡一法会長は「前回と同じタイ人で、前回よりはパンチがない印象やけど、61連勝しているらしいから、しっかりとしたボクシング、スピードとパワー、コンビネーションを生かしたボクシングで中盤から後半に倒れると思う」とこちらも自信満々で語った。
アッパーがキレた
 練習は井岡弘樹ジムから助っ人に来ているパブロ・カリージョ(コロンビア)を相手に5ラウンドのスパーリングを披露。打ち合いの中、鋭い左ボディでカリージョを棒立ちにさせるなど、軽快な動きをみせ仕上がりの良さをアピールした。