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[ニュース]2011.1.30

内山vs三浦、調印式

調印式のもよう
 日本人最強決定戦を直前に控えた30日、WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチの調印式と前日計量が都内で行われた。調印式終了後、王者・内山高志(ワタナベ)と挑戦者・三浦隆司(横浜光)が、ここまでの調整具合と明日の試合に向けて決意を語った。
内山、万全をアピール
■WBA世界Sフェザー級王者
内山高志(ワタナベ)
 「試合の延期や相手の変更があったが、いつ試合をしても良い状態を作って来た。最高のコンディションです」と、王者として万全の体調をアピール。改めて挑戦者の印象を尋ねられ「試合の時のような闘志はまだ出していないが、最強の相手。油断はしません」と気を引き締めた。明日の防衛戦に向けて「KOとか歴代KO率1位とかは意識しない。勝つことが大事。結果としてKOはあとからついてくる」と勝負に徹するとし、3度目の王座防衛を目指し王者は臨戦態勢に入っていた。
揃って計量をパス
 計量後に行われた囲み会見では、改めて明日の決戦に向け「ここまでバッチリ。今までやって来たことを出すだけ。明日は"内山強いな!!"って試合をする。三浦選手は気持ちもパンチも強い。肉を切らせて骨を絶つってパンチを貰わないこと。勝ちに徹して戦い、KOはおまけで。明日は100%の自信があります!!」と、高らかな必勝宣言となった。

検診結果:内山
体重:58.9kg/130P
体温:36.7℃
血圧:139/85mm/Hg
脈拍:55bpm
意気込みを語る三浦
■WBA世界同級4位
三浦隆司(横浜光)
 「体調はいつも通りって感じ。明日は"ビシッ!!"と行きます」と気合漲るコメント。 ここまで3連続KOを飾っている王者の印象を求められ「改めて…強そうですね」と王者・内山を見つめ、明日に迫った世界初挑戦について「試合はKO出来れば良いですが。ここは結果に拘ります。勝つことだけを考える」と語り、KOよりも世界王者になることが大事として目の前に置かれたWBAのベルトに視線を落としていた。
グローブチェック
 計量後の囲み会見で三浦は「今はまだ冷静です。明日まで気持ちの高ぶりは温存します(笑。KOでも判定でも、豪快な試合をして、ファンの期待に応えたい。明日の試合が全て。応援してくれる人達のためにもベルトを獲ります。自信は120%です!!」と絶対の自信を伺わせた。

検診結果:三浦
体重:58.9kg/130P
体温:36.8℃
血圧:141/77mm/Hg
脈拍:51bpm
明日の決戦に向け