[ニュース]2017.4.4
藤本京太郎のOPBF初防衛戦は5.8
藤本は1月に日本王座に続く2本目のタイトルを獲得
今年1月の決定戦を制し、日本選手で初めてOPBF東洋太平洋ヘビー級王座に就いた藤本京太郎(30=角海老宝石)の初防衛戦が内定。5月8日(月)に後楽園ホールで開催される「角海老ボクシング」のメインで指名挑戦者の1位ヘルマン・パーセル(豪)と最終交渉を進めていることが3日、所属ジムより発表された。
1月のナッシオ戦はスピードと手数で攻略
パーセルは戦績16戦11勝(5KO)5敗、サモア出身の22歳。5連勝中と勢いがあり、前戦では藤本が12年5月に2回TKOで仕留めたアファ・タトゥプ(NZ)と戦い、TKO勝ちしている。映像を見る限りスピード、テクニックとも藤本が上回るが、巨体を生かしたパンチは重くパワフル。ラグビーが盛んな地の出身とあって体も強く、並大抵のパンチでは倒れそうにない。前回のOPBF王座決定戦で藤本がスピードと手数で攻略したウィリー・ナッシオ(ニュージーランド)に似たタイプと言えそうだが、気の強さと圧力はパーセルの方が上。荒々しいファイトを藤本がどう攻略するのか楽しみだ。