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[発表会見]2017.4.3

好川菜々の初防衛戦が発表

好川の初防衛戦は4月29日
 WBO世界女子フライ級チャンピオンの好川菜々(堺東ミツキ)が3日、所属ジムで初防衛戦の発表会見を行った。試合は4月29日(土)に大阪府堺市内のビックアイ国際障害者交流センターで、メキシコ同級チャンピオンのモンセラット・アラルコン(メキシコ)を迎えて行われる。好川は「ようやく決まった初防衛戦なのでインパクトのある試合をしたい」と意気込んだ。
左:春木浩志会長
 会見の冒頭、春木浩志会長は初防衛戦の相手はメキシコの若手ホープでナショナルチャンピオンのモンセラット選手だと報告し「ようやく初防衛戦が決まった。相手はボクシングの上手い選手だと聞いているので、しっかりとチャンピオンらしいボクシングで戦ってほしい」と語った。
好川菜々
 好川は、対戦相手のモンセラットとは昨年のメキシコ合宿で面識があり、一緒の写真に収まったことを話すと「彼女とやるとは思わなかったのでちょっとビックリしました。実際に彼女の練習を見たわけではないですが、しっかりとした体格で、伝わるものもあった」と警戒した。「あと1ヶ月しっかりと調整して、挑戦者の気持ちで試合に臨みます」と初防衛戦に向け意気込みを語った。
右:野上真司トレーナー
 好川の夫でトレーナーの野上真司氏は「相手選手の試合は2試合見ました。若い選手ですが、しっかりとボクシングをできるテクニシャンだと思っています。それと、爆発力のある選手です。菜々にはあと1ヶ月しっかりとそのところを練習してもらって試合に臨みます」と語った。
中央左:和泉修氏
 好川のコンディショニングトレーナーを務めるタレントの和泉修氏は「僕の進める食事法で前回の試合も苦しい時に乗り切れたので、次戦も、しっかりとご飯中心の食事で戦います。あとボクシングに関しては、外人相手に場合、距離感が鍵になると思うのでその辺を注意していこうと思う」とアマチュアボクシング出身者らしいアドバイスも忘れなかった。
挑戦者:モンセラット・アラルコン(メキシコ)
挑戦者のモンセラットは14戦9勝3敗2分の23歳。初の世界挑戦となる。