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[前日計量]2017.4.1

明日は大阪で東洋太平洋戦

王者のダッケルと川口勝太
 WBOアジアスーパーフライ級暫定チャンピオンで東洋太平洋スーパーフライ級タイトルに挑戦する川口勝太(堺東ミツキ)が1日、前日計量を行うため、日本ボクシングコミッション関西支局に姿をみせた。チャンピオンのレネ・ダッケル(比)とともに計量をパスした両者は、計量後、視線を合わせることなく会場を後にした。先日のマディソンスクエアガーデンの波乱以降、村中優(フラッシュ赤羽)の世界戦決定をはじめ、井上尚弥(大橋)の次戦の動向など、話題が尽きないこの階級。川口勝太にとって、世界トップ戦線への近道は、この試合の勝利。
100gアンダーでパスしたダッケル
 先に秤に乗ったチャンピオンのダッケルは100gアンダーの52kgでパスすると「カワグチも調子は良さそうだったね。特に印象もないしビデオも見ていない。明日はチャンピオンらしく戦うだけ、まあ、チャンピオンのままフィリピンに帰ることになるだろう」と余裕のコメントを残した。
念願の東洋太平洋タイトル戦
 52.1kgのリミットで計量をパスした川口は「思っていたよりチャンピオンは少し小さい感じでしたね。明日は冷静に、勝ちにこだわっていきたいと思っています」と日本での初タイトル戦に意気込んだ。
2本目のベルトを巻けるか