[試合後談話]2017.3.28
江藤光喜が世界をアピール
江藤が強さを見せた
WBC世界スーパーフライ級7位の江藤光喜(29=白井・具志堅)が28日、後楽園ホールで開催された「カンムリワシファイト53&DANGAN177」のメインイベントに登場。スーパーフライ級8回戦でシッティチャイ・ベンサラー(20=タイ)と対戦した。試合は2度目の世界挑戦を目指す江藤が格の違いを見せつける結果となった。
3度ダウンを奪って圧勝した
初回は様子を見た江藤だったが、2回になるとプレスをかけて左ボディから右ストレートでダウンを演出。立ち上がってきたシッティチャイに右で再び倒し、最後は連打でフィニッシュした。
自分より背の高い相手と戦ったのは初めて
ノーダメージで控室に戻ってきた江藤は「力を出す前に終わってしまい逆にスッキリできなかった。でも、自分の気持ちを抑えて自然に倒せたのは収穫」と及第点を与えた。世界挑戦した時よりボクシングが上手くなったという江藤は「次はもう少し戦い甲斐のある相手と試合したい」と話した。
具志堅用高会長
江藤の試合を見守った具志堅用高会長は「今日は体にバネがあったね。一生懸命に練習したらもっと強くなる」とコメント。「年内に世界戦をさせたい。(WBO同級王者の)井上尚弥とやるか?」という問いに江藤は「強いけど組まれた試合は何でもやります!それに見合う練習をする」と意気込んだ。
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