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[公開練習]2017.3.7

世界初挑戦の久保隼が公開練習

久保隼の試合まであと1ヶ月
 前東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオンの久保隼(真正)が7日、神戸市内の真正ジムで報道陣に練習を公開した。4月9日(日)の世界初挑戦まであと1ヶ月と迫った久保は「いつも通り順調にきていると思う」とスパーリングパートナーで、日本スーパーバンタム級7位のテイル渥美(渥美)を相手にキレのある左ストレートを打ち込むなど、激しい打ち合いを披露した。
いつも通り
 練習前に会見に応じた久保は「いつも通りの試合の1ヶ月前ですね。今はスパーリングも始まって、しっかり調整できていると思います」と順調な仕上がりをアピールした。同門で世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏からは「気にかけてもらって長谷川さんの方から声をかけてもらっています、アドバイスももらっているので心強いです」と語った。
白熱した6ラウンドのスパーリング
 練習は、パートナーのテイル渥美(渥美)と、たまたま仕事で関西に来ていた日本スーパーバンタム級5位の田村亮一(古口)と3ラウンドずつ計6ラウンドのスパーリングを披露した久保は、左ストレートから踏み込んで左ボディを決め、キレの良さをアピールした。
山下正人会長
 練習後、山下正人会長は「まあ、1ヶ月前としては良い仕上がりができていると思う。今日はこんなに記者さんたちがくると思っていなかったので緊張してたけどな(笑)」と笑顔で愛弟子の出来に自信をみせた。「左は山中慎介(帝拳)を目指している。まだまだやけど、だんだんできて来ていると思う、試合を楽しみにしてほしい」と語った。
田村亮一とテイル渥美
 スパーリング後、テイル渥美は「クボさんは左が本当にやりにくい。今日は少し疲れていたけど、左ボディに切り替えてあてられた。世界は獲れると思う」。初顔合わせの田村は「久保くんは今日は疲れていた感じでしたね。これから上げてくるでしょう」と語った。
試合は4月9日エディオンアリーナ大阪