[ニュース]2017.2.22
WBA 王座一本化の方針示す
来日中のWBAメンドーサJr会長
来日中のWBA(世界ボクシング協会)ヒルベルト・メンドーサ・ジュニア会長は、22日に都内の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪問し、JBC秋山専務理事および日本プロボクシング協会の渡辺均協会長と懇談。その後会見を開き、日本との繋がりを一層深めていきたいと話すとともに、現在、スーパー王者、レギュラー王者、暫定王者と乱立する世界チャンピオンを一本化する方針を示した。
渡辺均協会長、秋山専務理事と握手
これまでも同様の改革は度々行われてきたが、時間が経つにつれなし崩し的に消滅。しかし今回は具体的な方針として、スーパー王者は統一王者に限定。統一王者が設置される階級はレギュラー王者を空けると明言した。暫定王座については、WBAルールに乗っ取り、怪我など正当な理由で正規王者が試合を行えない場合にのみ設置し、厳格化するとのこと。メンドーサJr会長は、2018年までの実現を目標に、指名試合を経て王座を統一させたいと話した。