[前日計量]2017.2.8
安定王者の竹中良に新鋭が初挑戦
計量後の荒谷と竹中
明日9日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベント、OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチに出場する王者の竹中良(31=三迫)と挑戦者で同級11位の荒谷龍人(29=KG大和)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
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計量は竹中がリミットの57.1kg、荒谷が200gアンダーの56.9kgで一発クリア。秤から降りた二人は、明日の対決に向け意気込みを語った。
王者はリミットでクリア
3度目の防衛戦に臨む竹中は、今回の試合に向けて100ラウンド近いスパーリングと身体のバランスを意識したフィジカルトレーニングに時間を費やしたと話し、筋肉量が増えたことでウェイトもキャリアを重ねる毎にスムーズに落ちるようになったと白い歯を見せた。これは数値にも表れており、2年前に8%だった体脂肪が現在は脅威の5%。「明日は勝って当たり前と言われるが、普通に勝って当然のように結果を出します」と意気込んだ。
200gアンダーでパスした荒谷はワクワクしている
対し、デビューから7年、17戦目でタイトル戦のチャンスを掴んだ荒谷は、「この瞬間のためにボクシングをやってきた。ワクワクしてしょうがない。明日は楽しまないともったいない」と興奮気味にコメント。厳しい挑戦になると予想されるが、「チャンピオンの弱点は分析した。それを突く練習をやってきたので、本番で上手くハマれば」と自信を示した。