[ニュース]2017.2.3
内山高志が恒例の豆まきに参加
元気な姿を見せた内山
節分の日の3日、大晦日にジェスレル・コラレス(パナマ)とのダイレクトリターンマッチに失敗し、進退が注目される前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(37=ワタナベ)が9回連続となる東京・新井薬師梅照院の豆まきに参加した。
荒川も昨年に続き参加
内山は、先日の試合でWBOアジアパシフィック・ライト級王座を獲得した同門の荒川仁人(35)と角界をはじめとする多くのアスリート、タレントらと中野駅から梅照院までの1.4kmを練り歩き、参道の歓声に応え笑顔を弾ませた。ベテランコンビは午後4時半から本殿に立ち、鬼を追い境内に集まった人々に福を呼び込んだ。
もう少しのんびりすると内山
敗戦から2週間後にはロードワーク、ジムワークを再開させた内山だが、進退についてはいまだ気持ちが定まらず。「(2度目のコラレス戦は)やるだけやった結果なのでしょうがない。続けるかどうかは、もう一度はっきりと返り咲きたいという気持ちにならないとダメだと思う。引退を宣言して数か月後に復帰すると言うのも嫌だし、自然と気持ちが決まるまで待つしかない。近いうちに決めようとは思うが、もう少しのんびりします」と胸の内を語った。
来年も参加できるように頑張ると年男の荒川
また、同時刻にはワタナベジムの渡辺均会長と大晦日に5度目の防衛に成功したWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(30)、そして年末の世界挑戦に失敗した元WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(36)が、ジム近くの五反田・雉子神社で豆まきを行った。河野は進退について「もう少しゆっくりと考えたい」と話し、田口は未定のV6戦に向け「前回はいまひとつだったので次は内容にこだわった結果を出したい」とひとり王者としての自覚を示した。
五反田では田口と河野が豆まき