明日、チャンピオンカーニバルが開幕

　これが3度目の防衛戦となる石本は100gアンダーの55.2kgでパスした。「久我選手とはもう1回やると思っていた。若さとパワーがあり気持ちも強い。前回の試合の続きからのつもりで戦う」と意気込みを口にした。「向こうの方が有利との声もあるが、一度勝っている立場としてそれは納得がいかない。明日は白黒はっきりと決着をつける」と2015年12月に王座決定戦で対戦している(僅差の判定勝ち)石本は返り討ちにすると誓 った。

　コンディションはいつも通りに仕上がったという久我は100gアンダーの55.2kgで秤を降りた。「石本さんはテクニックがあり気持ちが強い選手。前回は気持ちで押されてしまった。そこを上回れば他の部分も上手くいくと思う。前回のイメージは捨てて、新しい自分をぶつけたい」とリベンジに闘志を燃やす。「明日は僕がチャンスを作って仕掛けていきたい。なんとしても勝ってチャンピオンになります」と強く拳を握りしめた。