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[試合後談話]2017.1.1

大田区総合体育館も世界戦だけじゃない

大田区総合体育館
 東京・大田区総合体育館で開催されるWBAダブル世界戦。内山高志(ワタナベ)のリベンジマッチと田口良一(ワタナベ)の5度目の防衛戦。アンダーカードでは、スーパーフェザー級のアジアタイトル統一戦で、東洋太平洋王者の伊藤雅雪(伴流)対WBOアジアパシフィック王者の渡邉卓也(青木)が拳を交えた。
伊藤雅雪(伴流)
■伊藤雅雪(伴流)の勝ちコメント
「自分の力不足を感じた。根負けもしましたし、嫌だなって顔をしてしまった。よく研究をされていて、嫌なところをよく突かれた。特に左の使いかたで、練習してきたことをやろうと思ったが、不慣れでうまくいかなかった。そう思ってからは自由に戦おうと思った。相手が途中からもらうことを覚悟で向かってきたので、こうなると倒しづらい。引き出しの多さはもっと証明できたと思う。この階級では日本人で誰にも負けないと思っている。尾川堅一選手にも勝てると思う。ただ、今日の内容だったら年始も遊んでいられない」
採点表
渡邉卓也(青木)
■渡邉卓也(青木)コメント
「やりたいことの半分もできなかった。1~2ラウンドは良かったが手数だったり練習していたパンチが出せなかった。相手はリードと左フックが速くて威力があった。右ストレートに手応えがあって戸惑っているのがわかったが…」
京口紘人(ワタナベ)
■京口紘人(ワタナベ)の勝ちコメント
「判定までいくと思っていた。右で倒せて良かった。1~2Rは動きが硬かったのでダメですね。 今回はアッパーにこだわらないで自分のボクシングをしようと思っていた。前半、浮き足立ってしまったので、今日の試合は高得点はつけられない。今年5戦したのはしんどかったけど、クリアできて良かった。今、東洋1位なのでタイトルを狙いたい。谷口とお互いに競い合ってレベルアップしていきい」
谷口将隆(ワタナベ)
■谷口将隆(ワタナベ)の勝ちコメント
「相手にタフで自信のあるパンチが入った。ボディからの返しが効いていたけど、詰められなかったからまだ甘いですね。しんどいけど楽しめている自分がいる。ただ、余裕を持ってしまい何発かパンチをもらってしまった。日本タイトルが決まったらやりたいが今のままではタイトルは獲れない。プロはお客さんが今だという時に倒すものだと思うので、まだまだ甘い。これからはプラスアルファを見せていきたい」