[試合後談話]2016.12.31
岐阜で田中恒成が世界2階級目に挑戦
岐阜メモリアルセンターで愛ドーム
WBO世界ライトフライ級王座決定戦のリングに上がる田中恒成(畑中)。大晦日ボクシング祭り、岐阜の陣は田中の世界戦だけじゃない!元世界チャンピオンの下田昭文(帝拳)が日本フェザー級チャンピオン林翔太(畑中)に挑んだ。
日本人最速タイ世界2階級制覇達成
インターネットでライブ配信もされた田中恒成(畑中)の試合は、スピードとパワーでも圧倒した中部日本のモンスターの一方的なボクシングが展開された。TKO勝利をおさめた田中の2017年に注目したい。
試合後に会見を開いた田中は「今日は予想より良い出来でしたね。2階級制覇ということですけど、終わってみれば通過点ですね。この階級で3人も日本人(世界チャンピオン)がいるので、あくまでも挑戦者として誰でも統一戦をしたいです。よろしくお願い致します。挑むだけです。みなさん良いお年を!」。元気のおすそ分けは届いただろうか?
試合後に会見を開いた田中は「今日は予想より良い出来でしたね。2階級制覇ということですけど、終わってみれば通過点ですね。この階級で3人も日本人(世界チャンピオン)がいるので、あくまでも挑戦者として誰でも統一戦をしたいです。よろしくお願い致します。挑むだけです。みなさん良いお年を!」。元気のおすそ分けは届いただろうか?
大喜びの会見
会見に同席した畑中清詞会長は「最初のラウンドでああこりゃスピードが全然違うなあって思いましたね。」と試合を振り返った。「今後については、やっていただけるならビッグマッチをやりたいですが。とりあえずは防衛戦をしていきます」。良い年越しができた。
モイセス・フエンテス(メキシコ)
今回の王座決定戦のために来日したランキング1位の は無言で会場を引き上げた。ボクモバの取材に対してトレーナーのラシ・エルバ氏は「今日はモイセスの日ではなかったね」とだけ呟いた。
林翔太(畑中)
元世界チャンピオンの下田昭文(帝拳)からダウンも奪って判定勝利を収めた日本フェザー級チャンピオン林翔太(畑中)。鬼門の初防衛戦を実力者を相手にクリアしたことで、名実ともに日本チャンピオンとして評価を高めた。
「最初は元気なのはわかっていたので、途中採点でフルマークじゃなかったのは良かったです。後半勝負で作戦どおりでした。ホームのアドバンテージは大きかったですね。有難いです」と試合を振り返ると「前のチャンピオンが強かったので、とりあえず日本フェザー級を守って強い王者になっていきたいです」と来年の抱負を語った。
「最初は元気なのはわかっていたので、途中採点でフルマークじゃなかったのは良かったです。後半勝負で作戦どおりでした。ホームのアドバンテージは大きかったですね。有難いです」と試合を振り返ると「前のチャンピオンが強かったので、とりあえず日本フェザー級を守って強い王者になっていきたいです」と来年の抱負を語った。
下田昭文(帝拳)
日本王座からの出直しに臨んだ下田は「前半もうちょっと詰めておけば良かったと終わった今は思います。精神面ですかね、実力がなかったということですね。まあ、今後のことは決めていますけど、今はまだ…」と進退に関しては明言を避けた。