[前日計量]2016.12.30
田中恒成は2階級制覇に準備万端
田中がいよいよ2階級制覇獲りへ
大晦日に岐阜メモリアルホールで愛ドームで開催されるWBO世界ライトフライ級王座決定戦、同級1位モイセス・フエンテス(31=メキシコ)と同級2位の田中恒成(21=畑中)の前日計量が名古屋市内のCBCホールで行われた。
フエンテスを選んで大正解
年明けに年内の2階級制覇を目標に掲げ有言実行を目指す田中は100gアンダーの48.8kgでクリア。「体調はバッチリ。昨年の大晦日は減量で苦しんだが今年は順調。ここを勝って自分のレベルアップを図る」と明日の決戦に闘志を燃やした。「明日は難しい試合になると思うが面白い試合になると思う。結果は神のみぞ知ると言いたいところだけど私が勝ちます」と言葉に力を込めた。
明日は私が勝つ
一方のフエンテスは1回目の計量で50gオーバー。2回目の計量でリミットちょうどの48.9kgで秤を降りた。「110%のコンディションが作れた。田中は大変若くハングリーな選手だが対戦相手に私を選んだことは間違いを犯したと思う。明日は勝てると信じている」と不敵な笑みを浮かべた。
岐阜はセミも熱い
セミファイナルでは日本フェザー級タイトルマッチ、王者の林翔太(29=畑中)と同級1位の下田昭文(32=帝拳)が激突。林はフェザー級リミットの57.1kg、下田は200gアンダーの56.9gで一発パスした。