[調印式]2016.12.28
どの試合も見逃せない30日は豪華絢爛
八重樫が2度目の防衛戦
これが約7ヶ月ぶりのリングとなるIBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(33=大橋)が28日に都内のホテルで行われた調印式に姿を現した。八重樫は12月30日(金)に東京・有明コロシアムで開催される「ボクシングフェス2016」のセミファイナルでIBF世界ミニマム級8位のサマートレック・ゴーキャットジム(32=タイ)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。アンダーカードには、これが世界前哨戦となるWBO世界ミドル級3位村田諒太(30=帝拳)、ロンドンオリンピック銅メダリストの清水聡(30=大橋)が出場する豪華な顔ぶれとなった。
試合の模様は当日夜6時から8時54分までフジテレビ系列で全国生中継される(延長対応あり)。
試合の模様は当日夜6時から8時54分までフジテレビ系列で全国生中継される(延長対応あり)。
八重樫は赤を選択
調印式後に行われたグローブチェックでは八重樫は王者の象徴される赤色、サマートレックは青色を選択した。
自分らしく戦う
サマートレックの印象を「タフで勇敢なファイター。自分にできることを精一杯やってきた。八重樫らしい試合をしたいと思っているので応援よろしくお願いします」と語った八重樫。「今年は怪我で9月の試合に出れなかったが、その間にいろいろなことが出来たので良い試合をして締めくくりたい」と意気込んだ。
ベルトを国に持ち帰る
2度目の世界戦となるサマートレックは「対戦相手に自分を指名してくれて感謝している。井上に負けてから欠点を補う練習をしてきた。八重樫は力強くてスピードのあるボクサーだが対策は練ってきた」と気を吐いた。
相手はパンチがあるので気をつけたい
アンダーカードに登場する村田と清水はともにロンドンオリンピックで戦った仲で今回プロのリングで初共演となった。清水の隣の席に座った村田は「特別な気持ちはなかったが、隣でくだらない話をしているとリラックスできます」と笑顔を見せた。これが世界前哨戦となるが「ベストを尽くすだけ」とコメントした。
村田と同じ日に試合できるのはうれしい
プロ転向2戦目となる清水は「相手はダウンしたことのない選手でパンチもスピードもあるのでもらわないように注意したい。自分の長所を生かしたボクシングをしたい。デビュー戦はKO勝ちしたが、納得のいく動きでなかったのでしっかりした試合で来年に繋げたい」と決意を口にした。