[公開練習]2016.12.25
コラレスが内山高志を挑発
ベルトはパナマに持ち帰る!
大晦日の東京・大田区総合体育館で前WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオン内山高志(37=ワタナベ)の挑戦を受ける現王者、ジェスレル・コラレス(25=パナマ)が25日に都内のジムで練習を公開。4月に続く2度目の来日となったコラレスは陽気に報道陣の前に現れると、長旅の疲れも見せずにファン・モスケーラトレーナーとのミット打ちで強打を連発。仕上がりの良さをアピールした。
試合の模様は当日ゴールデンタイムにて東京テレビ系列で全国中継される。
試合の模様は当日ゴールデンタイムにて東京テレビ系列で全国中継される。
日本の寒さも問題ない
4月の王座統一戦で内山を2回KOで下しスーパー王座に就いたコラレスは会見の冒頭、とても良い状態で日本に来ることができたと挨拶。前回の計量で400gオーバー(2度目でパス)したウェイトも問題ないと笑顔で答えた。
ミット打ちでは内山をKOした強打を連発
ファン氏が雪辱を期す内山は前回のミスを修正してくるだろうと話すと、もう一人のトレーナーのエドワルド・モスケーラ氏は「インビシブル(見えない)の異名を持つコラレスはさらに進化している。パンチが出たと思った時にはもう遅い」と内山に忠告。
赤い帽子がエドワルドトレーナー
これにコラレスも「前回はプラン通りに運べて満足している。内山は勝つためにリングに上がるのだろうが、私も十分に備え今回は8、9パターンの作戦を考えてきた。内山の出方次第だが、判定まで行くつもりで練習をしてきたので体力にも問題はない。内山が私を負かすにはKO以外はない」と自信を示し、加えて何度も"ポジティブなメンタル"を強調した。
練習を視察した佐々木トレーナー
練習は縄跳びとシャドーの後にミット打ちを3ラウンド消化するに留めたが、機嫌よく汗を拭ったコラレスを見て佐々木修平トレーナーは「前半はやりずらいと思うが、慣れてくればチャンスが出てくる。パンチが必ず当たるとは思わないこと。欲は禁物」と気持ちを引き締めた。
このベルトは私のもの!