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[公開練習]2016.12.17

勝って村田にプレシャーを与えたい!

清水聡(大橋)プロ第2戦へ
 2012年ロンドン五輪銅メダリストで今年9月にプロデビューした179cmのサウスポー、清水聡(大橋)が17日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。プロ第2戦を30日に迎える清水はこの日、同門でIBF世界ライトフライ級チャンピオンの八重樫東と合同で会見に姿を現した。試合当日は、ロンドン五輪で共に戦った金メダリストで現在は、ミドル級の世界ランカーとして先にプロのリングで活躍している村田諒太(帝拳)とも競演する清水は「勝って村田にプレッシャーをかけたい」と笑顔で戦友にエールを送った。
この日は八重樫も練習を公開
 対戦相手のカルロ・デメシーリョ(20=比)は、10月に元東洋太平洋フェザー級王者の天笠尚(山上)と拳を交え、判定で負けたものの強打の天笠に一歩も引かないしぶとさをみせた。清水は「アマチュアにはいない大きく振ってくる選手」と分析し、「そこに気をつければ大丈夫でしょう。初の8回戦も体力的には問題ないので、一発ももらわずに勝ちたい」と自信を示した。
比国選手とスパーリング
続けて松本好二トレーナーも「急に打ってくるパンチには気をつけたいが、完封して最後は倒すでしょう。このままキャリアを積んでいってほしい」と期待した。
今はキャリアを積むことが大事
 練習では比国ランカーと2ラウンドのスパーリングを行い、サウスポースタイルから繰り出す長いリーチで相手を寄せ付けず、打たせずに打つボクシングを実戦。仕上がりの良さをアピールした。
順調な仕上がりをアピール