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[ニュース]2016.12.16

日本フライ級に暫定王座が設置

粉川は新井戦で左耳を負傷
 日本フライ級チャンピオン粉川拓也(31=宮田)が10月の新井雄大(24=渡嘉敷)とのV4戦で左耳を負傷し完治までに約3ヵ月、スパーリング開始までにその後1ヵ月が必要との診断を受けたと日本ボクシングコミッション(JBC)に報告。 JBCはルールに則り、14日までにコミッションドクターの診断を仰いだところ同様の診断結果となり、救済措置として粉川の指名期限の延長と暫定王座を設けると発表した。
松尾と黒田が暫定王座を争う
 これにより、来年のチャンピオンカーニバルは指名挑戦者のユータ松尾(27=国際)と2位の黒田雅之(30=川崎新田)が暫定王座決定戦を争い、勝者が4月以降に正規王者の粉川と統一戦を行う形となった。15戦12勝(6KO)2敗1分の松尾はタイトル初挑戦、世界挑戦経験を持つ35戦25勝(15KO)7敗3分の黒田はライトフライ級に続く日本王座獲得を目指す。