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[前日計量]2016.12.7

バンタム級の安定王者VS関西の刺客

左:小澤 右:益田
 明日の8日(木)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルは"黄金のバンタム"国内の頂点に君臨する日本バンタム級王者、益田健太郎(33=新日本木村)が同級12位小澤サトシ(29=真正)を相手に2度目の防衛戦を行う。タイトルマッチの前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で実施された。
倒さないと話にならない
 リミットちょうどの53.5㎏でパスした益田は故郷である鹿児島産の焼き芋を口にした。「相手の印象は特にないが、20戦のキャリアがあるので油断はしない。先のことばかり考えて足元をすくわれないようにしたい」と警戒心を見せたが「あんまり早く倒してもあれなので、明日は7ラウンドぐらいにKOする」とノックアウト宣言が飛び出した。
後楽園ホールは憧れの場所
 タイトル初挑戦の小澤もリミットちょうどの53.5㎏でクリア。チャンピオンの印象を「強そうなオーラを感じた。雰囲気に飲まれないようにしたい」と口にした。「敵地での挑戦なので簡単に獲れるとは思っていないが、1ラウンドづつ的確にポイントを取りたい」と番狂わせを狙う。プロテストに3度落ちるもボクサーなら誰もが夢を見るタイトルマッチの晴れ舞台までこぎつけた小澤。「テストに落ちてもチャンピオンになれるんだとみんなの希望の光になれたらと思う。もちろん明日はベルトを獲ります」と意気込みを語った。
栄養たっぷりの焼き芋でパワーアップ