[試合結果]2016.11.6
Fe級 バルデスvs大沢
左:バルデス 右:大沢
WBO世界フェザー級2位の大沢宏晋(31=ロマンサジャパン)は5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで同級王者オスカル・バルデス(25=メキシコ)に挑戦した。8連続KO勝ちの勢いに乗って聖地のリングに上がった大沢は41対1のオッズをひっくり返す大番狂わせを起こすことができたのか。
バルデスが初防衛に成功
〇オスカル・バルデス(メキシコ)
7回1分50秒TKO
×大沢宏晋(ロマンサジャパン)
大沢が左ジャブを突いて積極的に出ていったが、バルデスが慌てることはなかった。バルデスは踏み込んで右フック、左フックを狙う。大沢も臆することなく左から右ストレートを繰り出した。2回、9割のKO率を誇るバルデスが左ボディブロー、右フック、右アッパーなどを強打。ラウンド終盤、バルデスの左フックで大沢の腰が落ちかけたが、挑戦者はしのいだ。3回、バルデスの左、右を数発浴びた大沢だが、深刻なダメージを受けた様子はなかった。4回、左フックを浴びた大沢が腰からダウン。「オッケー」と大きな声で言って再開に応じた大沢は、バルデスの猛攻にさらされたが、なんとかしのいだ。5回、大沢は左ジャブを突いて態勢の立て直しを図ったが、全体の流れを変えるまでには至らなかった。6回、バルデスは左にスイッチするなど器用な面もみせた。大沢はじわじわと前には出るものの、バルデスに引き出されている印象だった。迎えた7回、大沢はバルデスの左フックをアゴに浴びて後退。これをみたバルデスは挑戦者をロープに追い詰め、左右をまとめてヒット。大沢は倒れなかったが、レフェリーがここまでとみて割って入った。バルデスは21戦全勝(19KO)、大沢は38戦30勝(19KO)4敗4分。
7回1分50秒TKO
×大沢宏晋(ロマンサジャパン)
大沢が左ジャブを突いて積極的に出ていったが、バルデスが慌てることはなかった。バルデスは踏み込んで右フック、左フックを狙う。大沢も臆することなく左から右ストレートを繰り出した。2回、9割のKO率を誇るバルデスが左ボディブロー、右フック、右アッパーなどを強打。ラウンド終盤、バルデスの左フックで大沢の腰が落ちかけたが、挑戦者はしのいだ。3回、バルデスの左、右を数発浴びた大沢だが、深刻なダメージを受けた様子はなかった。4回、左フックを浴びた大沢が腰からダウン。「オッケー」と大きな声で言って再開に応じた大沢は、バルデスの猛攻にさらされたが、なんとかしのいだ。5回、大沢は左ジャブを突いて態勢の立て直しを図ったが、全体の流れを変えるまでには至らなかった。6回、バルデスは左にスイッチするなど器用な面もみせた。大沢はじわじわと前には出るものの、バルデスに引き出されている印象だった。迎えた7回、大沢はバルデスの左フックをアゴに浴びて後退。これをみたバルデスは挑戦者をロープに追い詰め、左右をまとめてヒット。大沢は倒れなかったが、レフェリーがここまでとみて割って入った。バルデスは21戦全勝(19KO)、大沢は38戦30勝(19KO)4敗4分。