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[発表会見]2016.10.28

世界戦線に戻る

丸元会長と加納
 三田市内の大成ジムで28日、8月にWBO世界ミニマム級王座決定戦で日本人最年少世界王者の記録に挑戦し対戦相手の4団体制覇王者の高山勝成(33=仲里)にキャリアの差を見せつけられ惜敗した元東洋太平洋ミニマム級暫定王者の加納陸(18)の再起戦発表会見が行われた。次戦は12月11日(日)、三田市総合文化センターでWBOアジアパシフィックミニマム級4位のピグミー・ゴーキャットジム(タイ)とミニマム級で試合を行う。
丸元大成会長
 会見の冒頭、丸元大成会長は「8月、日本人最年少世界王者の記録に挑戦しましたが、高山選手のキャリアと経験に負けてしまいました。その(加納)陸が再起戦を行います。対戦相手は1度拳を交えたピグミー・ゴーキャットジム(タイ)です。相手も高山選手同様、キャリアのある選手ですし、引退をかけて日本に来るとのことなので足元をすくわれないようにしっかり勝ってまた世界戦線に戻りたいと思います」と次戦を発表した。
加納陸(18)
 続いて加納は「8月の世界戦で負けて、またイチからやり直しという形になったんですけど、またあの世界の舞台に戻るために頑張ろうと思っています。もうこれからは1試合も落とせませんし、再起戦はまた強い勝ち方をしたいです」と意気込みを語った。「8月の試合をビデオで見てみて『弱いな』と思いましたね、全てにおいてレベルアップしていきたいです。今はディフェンス面を中心に練習しています」と12月の試合に向けて気持ちを新たに再スタートを切った。
18歳の再スタート