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[ニュース]2016.10.24

村中優が久高寛之と対戦

12/5のメインで村中vs久高
 フラッシュ赤羽ジムは24日、同ジム所属のWBO世界スーパーフライ級12位で前日本フライ級王者の村中優(31=フラッシュ赤羽)が日本スーパーフライ級13位の久高寛之(31=仲里)と対戦すると発表。試合は12月5日(月)後楽園ホール開催の「オーバーヒート・ボクサーズナイトVol.79」のメイン、スーパーフライ級超の53.0kg8回戦で行われる。
復帰3戦目は実力者対決
 昨年4月のタイトル戦で計量失格により日本王座を剥奪された村中は、10月にもウェイトオーバーの失態を犯し、実質半年間の出場停止処分を課せられた。一時は引退の噂も聞こえたが、4月に階級を上げ復帰に成功すると、7月も元東洋太平洋ランカーを危なげなく撃破。2連勝とかつての勢いを取り戻し今回、元世界ランカーの久高を迎え世界挑戦に再出発することになった。戦績は27戦24勝(8KO)2敗1分。
久高は健在をアピールしたい
 一方、プロ14年目、40戦24勝(10KO)15敗1分とキャリアで村中を上回る久高は、08年にWBA世界フライ級王者の坂田健史(協栄※現同ジム代表)、09年にタイで同王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)、10年にWBA世界スーパーフライ級王者ウーゴ・カサレス(メキシコ)、13年にはアルゼンチンでWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)と、いずれも手は届かなかったが4度の世界挑戦経験を持つ右の技巧派だ。直近の2試合で現東洋太平洋バンタム級2位のマーク・ジョン・ヤップ(六島)に連敗し苦しい状況にあるが、今回の実力者対決で健在をアピールし戦線復帰を目指す。