[海外ニュース]2016.10.22
「大沢は厄介なタイプ」
オスカル・バルデス
11月5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターでWBO世界フェザー級2位、大沢宏晋(31=ロマンサ雅)の挑戦を受ける同級王者オスカル・バルデス(25=メキシコ)が、「彼は戦いにくいタイプだと思う」と警戒心を抱いている。
オスカル・バルデス
バルデスは08年北京大会、12年ロンドン大会と2度の五輪出場を果たし、プロでは4年間に20戦全勝(18KO)というレコードを残しているスター候補だ。飛ぶ鳥を落とす勢いのバルデスだが、今回の大沢戦は追われる立場になって初の試合となる。戴冠から3か月半で初防衛戦を迎えるバルデスは20日、米国カリフォルニア州ロングビーチのジムで報道陣に練習を公開。その席で「世界王座を守ろうというプレッシャーがかかる試合。(大沢は)細身で背が高く、過去の試合数も私より多い。とても戦いにくいスタイルの選手だと思う。でも私はメキシコのために勝つよ」と自信をみせた。大沢(37戦30勝19KO3敗4分)も「大きな舞台での試合だが“記念挑戦”にするつもりはない。勝負する」と意気込んでいる。