[WBCランキング]2016.10.14
長谷川穂積が5年半ぶりに王座に
9月16日
ビッグマッチが相次いだWBCの世界ランキングが更新された。トップニュースはなんといってもスーパーバンタム級だろう。5年半ぶりに王座返り咲きを果たした長谷川穂積(真正)。バンタム、フェザー級に続いて3階級目の王座獲得である。ちなみに、世界二桁防衛と3階級制覇の両方を達成したのは長谷川が日本人では初めて。9月16日のダブル世界戦で長谷川と競演したバンタム級の山中慎介(帝拳)は11度目の王座防衛に成功、こちらも定位置をキープ。敗れたアンセルモ・モレノ(パナマ)は6位にランキングを下げた。
ロマゴン
もうひとつのビッグニュースはロマゴンことローマン・ゴンサレス(ニカラグア)。スーパーフライ級でも戴冠に成功し4階級制覇達成。試合後のリングにはWBO王者の井上尚弥(大橋)も登壇し、スーパーファイトのカウントダウンが始まった。これに伴い、ロマゴンはこれまで4度防衛してきたフライ級の王座を返上した。この階級は沖縄期待の新鋭、比嘉大吾(白井・具志堅)が3位に上がってきている。
比嘉大吾(白井・具志堅)
3つ目のビッグニュースはライト級。ホルヘ・リナレス(帝拳)がWBA王者のアンソニー・コローラ(英国)から相手の地元でベルトを奪い3階級制覇に続いて2団体王座統一の偉業を成し遂げた。
リナレス