[メキシコ情報]2016.10.5
待ってろ! ロマゴン 井上尚弥
エストラーダ
「ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア/帝拳)、井上尚弥(23=大橋)、ルイス・コンセプション(30=パナマ)、誰とでも戦う」――8日(日本時間9日)、メキシコのソノラ州プエルト・ペナスコでレイモンド・タブゴン(25=比)を相手に13ヵ月ぶりの復帰戦を行う前WBA、WBO世界フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(26=メキシコ)が、力強いコメントを発している。
フライ級のスーパースターが転級
エストラーダは昨年9月にフライ級王座のV5に成功したが、拳を痛めたため1年以上のブランクをつくってしまった。こうしたなか9月にはWBAとWBO王座を返上し、スーパーフライ級への転向を表明。その初戦がタブゴン戦となる。エストラーダは「仕上がりは良好なので地元のファン、メキシコのファン、そして世界のボクシングファンに良い試合が見せられると思う」と自信をみせている。そして近い将来については「タブゴンを倒したあとはゴンサレス、井上、コンセプション…誰でもいいから世界王座に挑戦したい」と意欲をみせている。
スター揃いのスーパーフライ級
この階級はゴンサレスが参入したことで一気に活性化しており、WBO王者の井上、WBA王者のコンセプションを含めて統一戦が期待されている。この3王者に加えIBF王者ジェルウィン・アンカハス(比)、そしてエストラーダとタレントが豊富なだけに、トーナメント戦の実現が待たれるところだ。