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[ニュース]2010.11.27

ボクシング最高!

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 WBC世界フェザー級新王者・長谷川穂積(真正)とWBC世界スーパーフェザー級新王者・粟生隆寛(帝拳)のW二階級制覇チャンピオンが27日、名古屋市内のホテルで一夜明け会見を開いた。
長谷川 穂積
 「取り敢えずほっとしています」。お互いに腫れあがった表情からは、同じ安堵の言葉が洩れた。
 「今迄で一番勝ちたい試合に勝つ事が出来て、力が抜けほっとしている。本当によかった」と長谷川は振り返った。
粟生 隆寛
 「今までパンチをもらった事がなかったので、こんなに痛いものなのか」と粟生は苦笑い。ジムメイトの応援は、本当に支えになったとも。粟生は語る。「長谷川さんにはいつも’勇気’をもらい支えてもらっていたので、今回は少しでも力に成れればと思っていた」と。
真正ジム山下会長
 真正ジム山下会長が続ける。「粟生が勝った事でウォーミングアップする長谷川の気合も最高潮だった」と。
長谷川陣営の控室
 前夜、勝利した粟生選手を追いかけて垣間見た長谷川陣営の控室。山下会長と長谷川穂積のミット打ち。パンパンパンと大きな音が鳴り響く。私、カメラマンボビーはその迫力に震えを感じた。
 「勝たなければいけない試合に勝ててよかった」と山下会長は語った。
粟生&長谷川
 帝拳ジム浜田代表は「やろうとした事は、ほとんど出せたのではないか」と粟生の成長に目を細めた。
 ふたりのチャンピオンは「最高のスタートを切れた」と同じ言葉を発っした。
 長谷川は、「今からふたりが"新しいボクシング"のストーリーを創って行けたらよい」と堂々と宣言した。