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[海外ニュース]2016.9.29

コットの復帰戦は来春

ミゲール・コット
 4階級制覇の実績を持つ中量級のスター選手、ミゲール・コット(35=プエルトリコ)の復帰戦は当初12月3日が有力と伝えられていたが、来年の2月に延びることが確実となった。
ミゲール・コット
 コットは昨年11月のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦を前に承認料の件でWBCと摩擦が生じ、同団体のミドル級王座を剥奪され、試合でも判定負けを喫した。直後に再起宣言をしたものの6月、9月に計画された試合は実現せず、復帰戦は12月3日が確定的と伝えられていた。しかし、HBOテレビとの調整がつかなかったことや対戦相手探しが難航していることなどから、陣営は年内開催を断念。いまのところ復帰戦は「来年2月、米国ニューヨークのバークレイズ・センター」が有力といわれる。コットは2年前に新興のロックネイション・スポーツ(RNS)と3試合で5000万ドル(約50億円)という大型のプロモート契約を結び、すでに2試合が消化されている。同じRNSと契約を交わしているWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)が12月3日の前座で防衛戦を計画していたが、こちらも計画の見直しを迫られそうだ。