村田諒太の標的チャンピオンの動向

　サンダースは昨年12月、アンディ・リー(英/アイルランド)を破って王座を獲得し、今年4月にマックス・ブルサック(ウクライナ)を相手に初防衛戦を行う予定だったが、負傷したためキャンセル。これが戴冠から10ヵ月の初防衛戦となる。当初は10月29日にマンチェスターで行われるはずだったタイソン・フューリー(英)対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のWBA、WBO世界ヘビー級タイトルマッチの前座に出場する予定だったが、ヘビー級戦が再延期になったため開催日と場所を変えて試合を行うことになった。相手候補としては4位のロブ・ブラント(米)らの名前が挙がっている。23戦全勝(12KO)のサウスポー王者は「誰が相手であっても侮ることはない」と気を引き締めている。