[引退会見]2016.9.26
六島ジムから3人目の警察官が誕生
六島ジムから3人目の警察官
大阪市内の六島ジムで26日、ユニークなリングネームをつけることで全国的にも知られる六島ジムで、また面白いリングネームの選手がグローブは吊るすことが発表された。その名も兵庫県香美町出身の『香美の子岡村ケントキッド』(26)。セカンドキャリアで警察官になることが併せて発表された。戦績は9戦5勝(2KO)1敗3分。昨年の西日本新人王決勝でユーリ阿久井政悟(倉敷守安)にKO負けを喫したのが最終戦となった。
右:枝川孝会長
会見に同席した枝川孝会長は「香美の子岡村ケントキッドが引退します。元々うちに来る前にも消防士の試験に受かっていたりして公務員の道があったんやけど、うちの武市(晃輔)トレーナーとバイト先が一緒でプロボクサーになり5勝したんやけど、去年の西の新人王決勝で負けて、引退し、今度は警察官になることになり10月から警察学校に入ることになりました。うちからは3人目のポリスマン誕生です。日本の平和に貢献しているやろ」と笑顔で発表した。
日本の平和を守ります
岡村は「昨年新人王で負けて、正直悔いはありますけど、強い相手に負けたので納得してやめることにしました。元々ボクシングはやりたくて、バイト先で武市トレーナーと出会って始めました。昨年の西日本新人王で負けて、引退を決めて、今年の5月に警察官の試験を受けて受かったので来月から京都府警の警察学校に通うことになりました。これからはボクシングで培ったものを生かして日本の平和に貢献したいと思います」と警察官としてセカンドキャリアをスタートさせることを語った。
頑張れ香美の子岡村
「いずれ、警察官として落ち着いたら、ボクシングは再開するつもりです」と現役復帰も示唆した岡村は「やっぱり僕はボクサーですから」とカッコ良いコメントで会見を締めた。