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[ニュース]2016.9.25

前東洋太平洋王者が引退を表明

7/25のブルベイカー戦
 前東洋太平洋ウェルター級暫定王者の高山樹延(30=角海老宝石)が23日付の自身のブログで引退を表明。7月の東洋太平洋王座統一戦で正規王者ジャック・ブルベイカー(24=豪)に判定負けを喫した高山は、これが最後の試合となった。
数々の激闘を繰り広げた
 07年にデビューした高山は翌年には無敗のまま全日本新人王を獲得。11年に初の黒星を喫したが、12年末に空位の日本ウェルター級王座を斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)と争い判定勝ちで戴冠した。6度防衛後に次のステップとして東洋太平洋王座に照準を合わせ日本王座を返上。今年2月にジョエル・デラ・クルーズ(比)との暫定王座決定戦に挑み、6回KO勝ちで2つ目のタイトルを獲得した。
ありがとう高山!
 ブルベイカー戦ではポイントリードを許しながらも11ラウンドに起死回生のダウンを奪ったが、追い上げは叶わず判定1-2で敗れベルトを失った。生涯戦績は26戦24勝(8KO)2敗。高山はブログでこれまでの応援に感謝し、今後については「違う形で挑戦し闘い続ける事に変わりはない。ボクシングを通して学んだ沢山の事をセカンドキャリアに活かせられたら」と綴っている。