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[ニュース]2010.11.25

2階級制覇なるか!

長谷川 穂積
 注目の、ワールドプレミアムボクシングW世界戦(26日、名古屋ガイシホール)の計量が25日、名古屋市内のホテルで行われ、4人ともに一発でパスした。
左:長谷川 右:ブルゴス
 WBC世界フェザー級王座決定戦に臨む、同級1位ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)と2位の長谷川穂積(真正)は、ともに57.0Kgでパス。
長谷川 穂積
 長谷川は以前に比べ胸板が厚くなった印象も、計量にあたり「バンタム級時代よりも身体が軽く感じられる」とコンディションの良さを強調!「今回は、誰にも負けないくらい勝ちたい気持が強い」と力強く語り、歌手のファンキーモンキーベイビーズから贈られた「一拳入魂」の横断幕に笑みを見せた。
粟生 隆寛
 一方、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチを戦う、王者ビタリ・タイベルト(独)は58.7Kg。チャレンジャー同級2位・粟生隆寛(帝拳)はリミット調度の58.9Kgでパスした。粟生は、計量係の福地さんがアンダーに読み間違えると、自ら秤を指しアピール。"計量の美学"を貫いた。
粟生 隆寛
 王者の印象を尋ねられた粟生は「タイベルトは小さい」と言い切り、「泥臭い試合になっても必ず勝つ。どんな形でも、最後に自分の手が挙れば」と噛締めるように決意を語った。
左:タイベルト 右:粟生
 方やタイベルト、ブルゴスの両者は終始リラックスしているように感じた。
 長谷川穂積、粟生隆寛。ふたりの二階級制覇は成るか!歴史的ゴングまで後わずか!