[定例理事会]2016.9.12
亀田和毅が協会に移籍要望書を提出
国内復帰を望む亀田和毅
12日、東日本ボクシング協会は都内で定例理事会を開き、終了後の会見で亀田3兄弟の中でただ一人現役の元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25)が移籍の要望書を協会に提出したと発表した。
12日の東協会定例理事会
今後はまず和毅が国内での移籍先を決め、ライセンスの再発行を移籍先のジムがJBCにもとめる形となるが、亀田三兄弟および亀田プロモーションはJBCと係争中であり、原告として名を連ねる和毅をJBCが拒否する可能性が高い。渡辺均協会長は「守るべきものは選手の権利」として和毅の移籍を東協会として支持し、場合によってはJBCとの仲介をする用意もあると話した。
また、先日のJBC緊急理事会で否決された健康管理見舞金使途についての調査委員会設置、最高裁で不当解雇の判決が確定した安河内剛前事務局長のJBC理事選任などの要望を改めて書面で提出することを確認。ほか、日本プロボクシング協会、世界チャンピオン会とともに募金などにより集めた熊本地震の義援金を熊本県と日本赤十字社を通じて250万円寄付したことを報告した。