[調印式]2016.9.2
井上尚弥、流れのなかで倒したい!
フォトセッション
9月4日(日)に神奈川・スカイアリーナ座間で開催されるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者の井上尚弥(23=大橋)対同級1位ペッチバンボーン・コーキャットジム(31=タイ)の調印式が2日、都内のホテルで行われた。
試合の模様は当日夜7時からフジテレビ系列で全国放送。また、当日券は午後2時から会場で発売される。
試合の模様は当日夜7時からフジテレビ系列で全国放送。また、当日券は午後2時から会場で発売される。
グローブチェック
調印後のグローブチェックでは井上が今回のテーマカラーの白、挑戦者が青を選択。続いて両者に試合に向けての意気込みが聞かれた。
さわやかにKO宣言
明後日に迫った3度目の防衛戦に向け井上は、「いつもと変わらず良い調整ができた」と万全のコンディションに自信を示し、3戦連続でトップコンテンダーを迎えることについても「強豪との対戦を願っているので満足している」と話した。また、V2戦で痛めた右拳も「完治した。まったく問題ない」と懸念を払拭。プロとして倒すことは意識するとし、先手でペースを掴み流れのなかでのKO勝ちをイメージした。
ペッチバンボーンは青
一方、46戦38勝(18KO)7敗1分の戦績を誇る挑戦者は、「来日してからも体調は良い。100%の状態。初の世界戦を日本で、強い王者に挑戦できることが嬉しい」とコメント。笑顔のまま「私の出来ることをすべてリングで出す」と抱負を語った。
フェイスオフ
4日の防衛戦から1週間後の日本時間11日には、井上とのドリームマッチが期待される世界3階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が米国ロサンゼルスでWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に挑戦する。この結果が井上の今後を左右することになるが、本人は「いろいろと先のことは考えるが、今は目の前の試合に集中したい」と一切の油断を感じさせなかった。