[ニュース]2016.8.27
岡田博喜は防衛戦を選択
日本王座を5度防衛中の岡田
日本スーパーライト級王者の岡田博喜(26=角海老宝石)の6度目の防衛戦が11月1日(火)、後楽園ホールで行われることが決まった。挑戦者は同級8位の細川バレンタイン(35=宮田)。
安定王者として成長した
昨年はV2戦後に右拳を怪我し長期休養した岡田だが、治療期間中に鍛え直した左は精度と威力が上がり、今年1月の統一戦で復帰すると精力的に防衛を重ねるなかで抜群の安定感を発揮。7月の青木クリスチャーノ戦後にはタイトル返上も示唆したが、年内は王座防衛に専念することになった。
細川は3度目のタイトル挑戦
対する細川は06年にデビューした10年選手で、今回が3度目の王座挑戦。13年2月に当時の日本同級王者の岩渕真也(草加有沢)に挑むも8回TKO負けを喫し、続く次戦は韓国で東洋太平洋同級王者に挑戦したが、これも11回TKO負けでタイトルを逃した。長いリーチを生かしたパワフルな攻撃が絶対王者の岡田にどこまで通用するのか注目だ。
3位の中川は負けられないランカー戦
また、セミでは日本スーパーバンタム級3位の中川勇太(27=角海老宝石)と同級11位の相馬圭吾(31=三迫)のランカー対決が組まれた。この階級は1位ジョナタン・バァト(カシミ)と2位の久我勇作(ワタナベ)の間で挑戦者決定戦が行われるが、その次のタイトル挑戦者候補として、中川は負けられない一戦を迎えることになった。
相馬は上位を食って勢いづくか
一方の相馬は5月の試合で元日本王者の芹江匡晋(伴流)を判定で下し月間賞を獲得。勢いにのって中川の上位ランクを狙う。