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[調印式・前日計量]2016.8.19

若さか経験か

加納と高山
 兵庫県三田市内の三田ホテルで19日、WBO世界ミニマム級王座決定戦の調印式と前日計量が行われた。日本人最年少世界王者記録に挑戦する同級1位の加納陸(18=大成)と、実に6度目の世界王者返り咲きを目指す同級2位の高山勝成(33=仲里)が揃って登壇した。
 試合は8月20日(土)、駒ヶ谷体育館で午後1時第1試合開始予定。
丸元会長と加納
 調印式後に行われた会見で丸元大成会長は「3年前に日本人最年少世界王者記録を目標に逆算してようやくここまでたどり着くことができました。これは本当にたくさんの方々のおかげでできたものです。本当に感謝申し上げます。明日はチャレンジャーの気持ちを忘れず、勝ちにいきたいと思っています。応援よろしくお願いします」と挨拶した。
右:加納陸
 続いて加納は「いよいよここまで来たなっていう気持ちが、率直な感想です。すべて楽しんで勝ちたいと思います。高山選手はテンポの早いボクシングをしてくるので、自分のペースを最後まで貫ければ勝てると思っています。明日は小さい頃からの夢みていた世界のベルトを巻きます。自信あります」と目を輝かせた。
 グローブは黒色の日本製8オンスを選択。
左: 高山勝成(33)
 同級2位の高山は「やっと明日加納選手と拳を交えることができます。充実した良い練習もできましたし、明日は本当に楽しみにしています。昨日の予備検診でも加納選手を見ましたけど、コンディションも良さそうでした。明日はお互いベストな状態でリングに上がって戦えるでしょう」と好試合になると予言した。
 グローブは黒色の日本製8オンスを選択。
両者無事に計量をパス
 調印式後に行われた前日計量では両者は47.5kgの100gアンダーでパス。
■検診結果
同級1位:加納陸(大成)
脈拍:67/min
血圧:124/73mm/Hg
体温:37.0°C

同級2位:高山勝成(仲里)
脈拍:57/min
血圧:122/76mm/Hg
体温:36.9°C

オフィシャル陣
■オフィシャル陣
レフェリー:ダンレックス・タップダサン(比国)
ジャッジ:ワレスカ・ロルダン(米国)
ジャッジ:サルビン・ラグンバイ(比国)
ジャッジ:リン・カーター(米国)
立会人:レオン・パノンシーリョ(米国)