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[ニュース]2016.8.9

国内初のWBO地域戦は9/13

近藤vsアリエンザ
 日本プロボクシング協会が認可を要請し、今月に入って日本ボクシングコミッションが国内開催を許可したWBOアジアパシフィックの初興行が9月13日(火)、後楽園ホールで開催される一力ジム主催の「第18回ファイティングビー」で行われることが分かった。
 試合はメインイベントに組まれ、WBCアジア・スーパーライト級王者ジェフリー・アリエンザ(比)と日本同級3位の近藤明広(31=一力)が空位のスーパーライト級王座を争う。
アリエンザは日本3戦目
 元日本ライト級王座の近藤は、14年にジムを移籍後、精力的に試合をこなすとここ1年は4戦4勝(2KO)をマーク。昨年7月にパトムサク・パトムパトン(タイ)から奪ったIBF世界ランクも6位にまで上昇した。階級を上げたことで逞しさを増し、4年半ぶりの王座戴冠を狙う。
近藤の王座復権となるか!?
 一方、サウスポーのアリエンザは、日本では13年9月に現東洋太平洋スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)、14年11月に日本スーパーライト級4位の永田大士(三迫)と対戦。伊藤には10回TKO、永田には判定で敗れたが、内容的には強烈な左カウンターで2人を苦しめている。戦績は20戦15勝(9KO)4敗1分。近藤とは重厚な打ち合いが期待できそうだ。
 また、セミファイナルでは中嶋孝文(32=竹原&畑山)と坂晃典(24=仲里)の日本&東洋太平洋フェザー級ランカー同士の一戦も組まれ、上位進出を懸けて激突する。